『魔法少女ノ魔女裁判』遠野ハンナについて(ネタバレあり)
おひさ。
『魔法少女ノ魔女裁判』というゲームをクリアした。すごく面白かった。
お気に入りキャラクターこと遠野ハンナの好きなところや考察を書いた。こんなに長い文章を書くのは久しぶりだったもんで、かなりてこずった。でも、けっこう頑張ったので、物好き人向けに共有しておこうと思う。ほとんどテキストベタ打ちなのはすみません。
あ、以下ネタバレ注意です。
《遠野ハンナ(1)》
遠野ハンナ。はじめから最後までずっとお気に入りだった。
ハンナの魅力。一言で表すのは難しい。小型犬のようにすぐに噛みついて、ぴーぴーうるさくて、リアクションがいちいち大きく、ちょっと不憫でお世話焼き。ただひとつ挙げるなら、演じきれない部分に宿すかわいらしさ、だろうか。
前提として、遠野ハンナは演じている。口調、態度。思えば、牢屋敷ではほぼ全員が初対面。高飛車なお嬢さまになりきるにはうってつけの環境。初っ端レイアに茶々を入れられたが、それでもめげないのがまあ、すばらしい。議論レベルがよわよわで(作中最弱クラスだろう)、雑な「浮けるから」にたじたじになっている姿はいたいけですらある。本人からしたら笑えない場面だが。
ハンナは演技を通せるほど器用じゃない。空想で繕った継当ては、些細な糸口からすぐに綻び、素の反応が覿面に現れる。その「ちょろさ」はコミカルであり、腹の内を明かさない少女たちの物語にあっては一つの癒しだった。知らず知らずのうちに、素を見せてくれるハンナに安心を覚えていたのかもしれない。なんなら、あざとくヒロを誑かすエマよりも素直な子だと思う。なんと、愛すべきお嬢さまじゃあないか。
《遠野ハンナのすてきな発言集》
・ぴっ……!?
ハンナが強い刺激を受けた際の鳴き声。そういえば、1話でアリサに脅され「ぴっ……!?」したあと、アリサと絡む姿をあんまり見ていないような気がする。びびってるのか?
・ごしごしごしごしごしごしですわ~!
お洗濯にいそしむハンナの一生懸命さが伝わる。「ごし」は6回。
・ですわですわー!
殺人の疑いを脱却したときのセリフ。跳ねるように。うれしそうでこっちも嬉しくなる。
・もう…!ゲリラ豪雨に交通事故に、散々ですわー!?
ふんだりけったりでかわいそう。かわいい。
《遠野ハンナ(2)》
ハンナは過去を多く語らない。禁忌の回想も断片的だ。
禁忌は「置き去りにされること」。本当にそれだけなのか。ハンナがあれだけ魔女化を嫌がる理由は? 原罪「空想令嬢」とは? 他の少女と比較して、どうも直感的ではない。ハンナの禁忌はもっと複層的ではないか。
回想。母親に置き去りにされたことが悲劇の始まり。「置き去り」がどういうものか、詳細は不明である。完全に捨てられたというよりは、昨今話題の「ヤングケアラー」だろうか。
まだ子どもでいるべき段階に、大人の役割を背負わされ、家事と妹の世話という「現実」を直視させられる。夜泣き。家事。夜泣き。息つく暇もなければ、そこにあるのは粗末な「現実」のみ。あばら屋に住む一家に、性能の良い家電や裁縫道具があるわけがない。日常パートの手慣れた仕草からは、洗濯板とタライを使っていた可能性すらある。
自由とは程遠い「現実」。キラキラとした「空想」への憧憬。少女漫画の夢見る物語は、ハンナの求める「現実」そのものであった。それでもハンナは知っていた。彼女たちは「特別」だって。
魔法。それは現実逃避の魔法。空に浮かぶ。空を統べる鳥類は自由の象徴とされることも多い。選ばれた。自由を。空を見上げることを許された。ハンナにとって、それは「現実」から抜け出す一本の蜘蛛の糸。栄養の足りぬ細腕では不安定だ。もっと、もっと高く。
……浮かれていた。高度が足りなかった。足元を掬われた。空を見上げていたせいで、地面が見えなかった。遅かった。蜘蛛の糸で救われるのはひとりだけ。置き去りにしてしまった。「空想」に浸りながら「現実」を平穏に暮らすなんて、できっこなかった。
「――こんなものは全部、全部夢だから。」
「空想の果てに、現実が破壊されること。」
これがハンナの隠していたもう一つの禁忌なのではないか。
結果として、「人を殺すことができない」というハンナへの印象はただの謬見だった。バッドエンドを含めてなかなか殺している。精神面が弱いので、ふとした折で魔女化が進行していた。そんなハンナは、普段どうやってストレスを解消していたのか。
ハンナは2週目で興味深い行動をとる。ゴクチョーに直談判までして、洋服を洗濯し、使い回すことを決める。わざわざ手間を増やす。それは暇を持て余したためだろうか?
否。それは「現実」に目を向けるため。恐ろしい看守。人を殺す魔女。蟲毒たる魔女裁判。「空想」を前提に構築された、非日常の世界。そんな世界に長く浸っては、また現実を破壊してしまう。
平静を保つには「現実」を引き寄せるしかない。「空想」の中での「現実」とは何か。身体だ。身体に染みついた生活。すなわち洗濯と裁縫。単なる気配りや特技ではない。それは「現実」を呼び起こす作業だ。あれだけ目を背けたかった「現実」を。
ハンナが魔女化を嫌がる理由。魔女化とは、自らが「空想」に組み込まれることである。感情が魔女因子に支配される。「現実」を宿す身体は意思を離れ、異形と化す。なんて非現実的な現象だろう。不可逆的な「現実」から「空想」への移行。
また、あの時を繰り返してしまう。寒い地下室へ置き去りにされてしまう。禁忌を二重に満たす魔女化は、ハンナにとって死よりも回避したい現象であったのだ。
《ハンナとレイア》
2周目の殺人について。ハンナのレイアに対する態度といえば、魅了の魔法と天性のカリスマに翻弄される、絵に描いたようなツンデレ姿だろう。この反応でなぜ殺意を抱いたのか。
もちろん、レイアの配慮のない言動は不快感を生んだであろう。ただ、ハンナのデレはレイアの顔の良さによるものだけではあるまい。レイア自身ではなく、レイアの持つ境遇への憧れに向けられていたのではないか。それは芸能人というステータスへの憧れ。レイアに魅了されながら、仄暗い感情は澱のように溜まっていく。
2周目ではレイアは生き残り、レイアの発案たる「劇」が少女たちの活動を占めるようになる。少女漫画のヒロインのような環境で生まれ育っただろうレイア。その輝きが増すほど、心の闇は深まっていく。そうやって、私を置き去りにしていく。
現実逃避に手を動かすため、洗濯と、そして裁縫にいそしむ。衣装の作成という名目で、「劇」の領域は裁縫にすら及んだ。かくして、自らの精神を保つ行為は、レイアの成功への下準備という意味を付与させられた。
嫉妬。羨ましくて。焦がれて。ハンナは「レイアが目立つ」ことで殺意を蓄え、殺害を決意したのだろう。突発的犯行だが、日に日に殺意を培う機会は間違いなく多かったと推察できる。
(おまけ:ハンナについて)
・お洋服はメルルがデザイン発注しているという公式情報と、エマ&メルル管理者ENDの描写を鑑みると、メルルはハンナの生い立ちをバッチリ把握した上でデザインを発注していることになるが、そいつはなかなか業が深いね。
・ハンナの精神が不安定になるのは、中盤、エマが熱を出してから。回想で喪った妹とエマを重ね、魔女化が進行したのかもしれない。あのバカ犬が。
《シェリーとハンナ》
橘シェリー。遠野ハンナ。ふたりが共に行動することになったのは偶然だった。シェリーはエマとヒロの関係に興味を惹かれ、ハンナはエマの対抗馬たるレイアが気に食わなかった。ただそれだけ。
それでも、ふたりは次第に仲を深めていく。きっかけは些細なことだろう。ツッコミどころ満載で、反応がわかりやすいハンナをからかうのが面白かった。とか、そんなものだろう。
→コメントにて補完してくれた方がいたので注目です。ふたりがひかれあう描写について、184が見逃していた部分です。コメントも見てね!!!
嘱託殺人。あの素晴らしいスチルからの急展開・急降下。
「魔女にはなりたくない」と言うハンナを、「化け物」を自認するシェリーはどう受け止めたのか。ふたりきりの箒の上で明かされた思いは、これまでとは比べ物にならないくらいに重い信頼の証。無神経なコミュニケーション。意図せぬ怪力。「妖精さん」。周囲から浮いていた過去。こちらを真っすぐに見つめてくれるハンナの目は、シェリーにとってどれほど輝いていただろうか。
生の苦しみから彼女を救うことができるのは、「化け物」である私だけ。そんな思いでハンナの首に手をかけたのかもしれない。鈍い心に、善意の方便を纏わせて。
少なくとも、シェリーにとって、ハンナは死を賭すに値する存在だった。「特別」なお友達だった。シェリーの孤独は、ハンナによって救われた。
2周目。心中。ハンナの叫びは、他でもないシェリーに向けられていたのかもしれない。「もっとあなたのこと、知りたいんです。」その返答として。醜くて、汚くて、最低で。それでも、人間のまま殺して。なれ果てとして孤独に冷凍保存される、そんな牢屋敷の流れに組み込まれたくない。その叫びに、願いに、応えられるのは、ひとりだけ。
シェリーはハンナを喪った世界で生きるよりも、最期まで彼女と一緒にいることを選んだ。絶望の淵にある彼女を救えるのは、私だけ。そうして、ハンナは選ばれた。
この行動がどれほどハンナを救っただろうか。文字ではとても書き表せない。シェリーの命の輝きは、ハンナの永遠の孤独を融かし、ハンナの願いは果たされた。ハンナの心は、シェリーによって救われた。
最後の魔女裁判。シェリーは自らの禁忌を知らなかった。シェリーは感情を模倣していた。他人の言動のエミュレート。心は動じず、動かされない。道徳心も倫理観も失った「化け物」。そう思い込んでいた。
ハンナさんを殺しました。
ハンナさんをなれ果てにはさせません。
その行為自体が、自らの矛盾を示している。
シェリーは、己を「人の心をもたない化け物」だと偽証していた。施設で受けた暴力。人を殺めた過去。不器用なコミュニケーション。「化け物」でなければならない。その全てを自らの異常性で受け止めていた論理が破綻するから。
……突き付けられた証拠は、ハンナの存在そのものだった。これに反論することは不可能だ。あの日々を、あの感情を、その全てを否定することになるから。
魔女化はシェリー自身によって制御された。殺人衝動を表に出すこともなく。自らの感情を拒絶するのではなく受け入れた。それは過去を受け入れるということ。自らの人間性を肯定するということ。「化け物」と自嘲するのをやめること。
ハンナとともに過ごした日々だけが、シェリーの中にある人間性を繋ぎとめた。シェリーの「人間」は、ハンナによって救われた。
橘シェリーと遠野ハンナ。
世界線を越えても、記憶を失っても、変わることのない、友情を超えた絆。
牢屋敷から出たふたりは、どんな生活をするのだろうか。どんな日常を送るのだろうか。
3周目では、少女たちはたった数週間拘束されただけ。
当然、シェリーと家族の関係は変わらないし、ハンナの家庭状況も変わっていない。
魔法も無くなってしまった。少女漫画のような夢物語は、もう起こらない。
それでも。少なくとも。
ふたりでどこか遠くまで出かけていたらいいな。
これからもずっと一緒だといいな。
ふたりの絆が、
どんな「空想」よりも、
輝いて見えていたらいいな。
おわり
あ、ジャンプは絶賛読んでますよ。ただのサボりなのです。えへへ。
記事まとめ
記事まとめ
webで自分のブログ見たらどっからカテゴリー飛べるのかわかりにくかったのでここに置いときます&ページトップにこの記事が出るようにします。
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『星交O者』第21話「蘇ってよ、オクトちゃん2」の感想
第21話「蘇ってよ、オクトちゃん2」
感想
甦った後まで再演の対象。願いの力はかなり融通が利くのは知っていたが、ここまでとは。前回も言ったが、これは184も想定外。
自爆少女もたまらず反撃も、ほぼ効かず。もしかしたら、オクトちゃんは甦りつづけているのかもしれない。無敵モードってやつだな。壊そうとしたものが復活し、これまで以上に積み上がってしまった。眼前でこんなものを見せられては、全身全霊で壊しにかかるのも必定。すっごい悪役みたいな変身を遂げて、全てを蹴り飛ばそうとする自爆少女。ただ、この勢いは止められなかった。(役不足警察だ!)
怪獣を倒したことを「再演」。このテクニックに気づけば、思い出が枯渇することはほぼ無いと言っていい。本物のオクトちゃんと甦ったオクトちゃん。よおたにとって、ふたりの初めての思い出はこの「オクトンハンマー」。
勝負あり。まどろむふたり。口をとがらせつつも、どこか柔らかい表情のオクトちゃん。前話で完全にオチている。
こっからの展開がちょっと難しいんだな。
身体が戻る。倒すべき星交者はあとひとり。つまりほぼ元のままに戻るハズ。嫌な感じ。乗っ取られる。消えていく。顔が変形。のち、馴染んでオクトちゃんに。この天女のような雰囲気はまさに本物。頭の願い星も花へと戻っている。そして、オクトちゃんの後ろには前々から生き残りが示唆されていたおおきな願い星。驚くよおた。
さて、どう解釈するかな。まず安直に思いつくのが、人形のオクトちゃんに戻ったのが「魂」で、本物のオクトちゃんに人形のオクトちゃんが上書きされた説。説というか、アオリや「乗っ取る」の発言からしてまず間違いなさそう。
オクトちゃんの後ろにある願い星は、オクトちゃんの願い星なのか、オクトちゃんを使役する何者かの願い星なのか。うーん、ここが難しい。どっちもありそうなんだよなあ。
例えば、前者の立場をとるならば1話の「流れ星」のやり取りが効いてくる。子どもの頃、流れ星に願いを強く望んでいるのは、オクトちゃんのほう(1話20頁あたりから)。もしかしたらよおたよりも前にオクトちゃんが願い星に願っていたのかも。「超異常を全部やる」なんて願いだったなら、今回の願い星乱立騒動も、超異常のオールスターということで筋が通る。よおたの願い星がそっくり消えているのも不思議である。ただ、気になるのがオクトちゃん(本物)の一人称。「私」なんて他に使ってる場面あったっけ。
オクトちゃん(本物)とオクトちゃん(人形)の二者択一になるのかも?解釈がむずかしいねえ。
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また来週。
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『星交O者』第20話「終わらせてよ、よおた」の感想
第20話「終わらせてよ、よおた」
感想
穴の空いたオクトちゃん。血すら出ないでピンピンしてる。この程度では、よおたもいちいち驚いてはいられない。
愛玩人形。やっぱりね。以前からの懸念が的中してしまった。超友だからこそ感じる、確かな違和感。願い星が星交者の望み通り、心なんて複雑なものをわざわざ無限パワーで復元するわけもなく、そんな血の通った手続きを取ることもない。
よく考えると、心を持った本物のオクトちゃんが願いによって復活していたのなら、見てくれを気にしない星交者の解釈によってはそれこそ「宿願」なわけで、そんなにうまい話はない。
オクトちゃんは気づいた瞬間、絶望。自分の心はただの模造品。身も心も、文字通り穴が空いてしまった。よおたも偽物には価値を示さないだろう。オクトちゃんのことだから、唯一の理解者を喪う恐怖や、(知らずのうちに)模造品で騙していた罪悪感もあるかもしれない。
ご学友の使役。「ぶっこわす」の対象には自身も入っていることがよくわかる。
よおたの逆襲。連撃。オクトちゃんと違って覚悟は決まってた。オクトちゃんがうるさいので一喝。超友として、オクトちゃんはオクトちゃん。
オクトちゃんのために願いを叶えるんじゃない。オクトちゃんを失った絶望から引き戻してくれた、「君」を絶対に手放さない。一貫して願いは自分のために叶えると。愛玩人形だったとしても、それを受け止めた上でオクトちゃんとして愛するってことか。
よおた側からの熱烈なアプローチに思わず一同赤面。ぽっ。士別三日、即更刮目相待。
オクトちゃんは蘇るんだから。完全に盲点だった。素晴らしいワン・アイデア。蘇ったオクトちゃんもオクトちゃんだと認識することで、本物との思い出だけでなく、蘇ったオクトちゃんの思い出にも願いの力を適用する。
能力発動にオクトちゃんの状態があんまり関係ないのがよかったね。オクトちゃんの能力が精神状態に依存してたら、ここまで綺麗に捲れなかっただろう。
さあ、反撃開始。
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『星交O者』第19話「壊してよ、自爆少女」の感想
第19話「壊してよ、自爆少女」
感想
積み上げる爆弾魔。かなり裕福かつ奇怪な家に生まれたようで、娯楽が強く禁止されていた様子。でも、こうやってゲーム機とかスマホとかを壊す家にはなんらかの問題がある気がする。そもそも買う前に対処しろよと。そしてこういう家の子は反動がすごいんだよねえ。
どんな人間も努力し続けることはできない。不断に積み重ね続ける生活は、不断に自己の抑制を強制される。そんな中で知ってしまった「崩す」感覚。積み上げることからの逸脱&解放。ドミノとか楽しいしね。前述した反動によって強い願いへと昇華する。あらら。
口内。戦闘で傷ついた、それでも整った歯。爆弾魔の背景を察するに十分。
回想終わり、よおた&オクトちゃんと爆弾魔の対峙。積み重ねたものを壊すのは、とても「ウケる」。彼女自身、積み重ね続けた人生をぶっ壊した時は非常に爽快だったろう。転じて、バトロワの最終決戦もエクスタシーと。なんか街もボロボロだし、もう彼女も結構楽しんでそう。
よおたの道程。ダイジェストなのが惜しまれる。倒したひとりひとりのことを忘れないのはよおたの優しさが出ている。リーダーみたいなあいつ、サクッと倒されてた。
自爆。よく見ると爆弾魔の体はボロボロ。戦いを経るごとに体を取り戻すオクトちゃんとまるで正反対。 速攻。目からビームはなんの思い出なんだ。刹那、爆弾魔のゼロ距離爆撃。何ヶ月前の指の皮脂が雌雄を決するのか。
バトロワ最終局面、願いの能力も研究が進んでいる。反撃の機会を与えず、大切な存在ことパパンも火薬に。歪な愛ながら、大切にされててよかったね、パパン。
爆発が直撃。両腕と腹部が大きくえぐれ、活動停止か。絶望的状況。どうする、よおた。
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『星交O者』第18話「会いたいよ、■■■■」の感想
第18話「会いたいよ、■■■■」
感想
変哲もない朝。いちごにとっても、それはただの朝。ただ、なにかを亡くした。なにを亡くしてしまったか忘れてしまったが、忘れてしまったことは確信している。そんな、足元のぐらつくような朝。
ぐちゃぐちゃ。幼児は口元が脆弱。おねえさんしている。思えば、ニンジンを失ってからはふさぎ込んでいたいちご。ニンジンとの思い出を失ったことで、(おそらく)ニンジンが生きていた頃の性格に戻りつつあるのだろうか。
和解。ニンジンのことを忘れたら、なんだか状況が好転しつつある、そんな残酷な結末。思い出の中で閉じこもれないから現実が豊かになっていく。家の中にニンジンの痕跡は残っているのに。思い出すことも、悼むこともできない。敗北したことで、いちごは以前のいちごらしさを喪った。傍目には幸せに見えても、本当の幸福=願いを叶える機会も、思い起こす機会すら金輪際潰えてしまった。
「ニンジンがいなくても平気で生きていける/そんないちごは死んでいるのです」
うーん、重い。
よおた&オクトコンビ。相変わらずのドタバタだが、ぎこちなさもうかがえる気がする。例えば、「俺をあきらめるな」に対する「はいはい/期待してるよいつも通り」。の返し。オクトちゃんの「いつも通り」じゃない部分に惹かれたよおたにとって、蘇ったオクトちゃんの行動は、よおたの予想の範疇にある、思い出の範囲内の行動なのかもしれない。つまり、思い出を越えてこない、パターン化したオクトちゃんに対する一定のあきらめ。
それに、蘇った後の「超異常探し」もどうなんだろう。正直、今の超異常てんこもりを越えられる体験ができるとは思えない。というか本人らに超異常が降りかかってるし。
極めつけに「オクトちゃんは最強」。どちらかといえば、確信しているというよりかは自分に言い聞かせるような言葉。これも、今のオクトちゃんをよおたが疑い始めてるってことなんじゃないの。
星交者は残り二人。暗雲立ち込めてまいりました。
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『星交O者』第17話「じごくにおちろ、屋日よおた」の感想
感想
得物を懐から取り出すも、気を緩めた刹那。致命傷を与えたはずのよおたに拘束させられるいちご。「思い出の二重掛け」の反動によってニンジンも行動不能。勝負あったか。
穴掘りの思い出。オクト×よおたは何しても対応できそうな思い出の厚み。オクトちゃんは行動不能に。この状況下なら、5分以内によおたがいちごを〆て願い星を壊せば勝利確定。
最後のあがき。共感するよおたと心のままに訴えるいちご。どれだけ言い合っても、彼らの趨勢が変わることはないのに。年下。いつもはしっかりしていたいちごも、今回ばかりは無理筋でよおたにすがる。「大切なものを蘇らせた」という共通点を有するふたりだからこそ、敗者は来たる絶望と焦燥を勝者に投下し、勝者は敗者の苦しみを我が身に生ずるが如く受け入れるのだ。
ニンジンロック。ニンジンの最後の行動は、逆転の一手ではなく、いちごを守るための敗戦処理。ひどい顔。左側は戦闘で焼け焦げ、右側は非情な覚悟に染まる。
「ニンジンならそういうニャ」。以前提起した問題がある。
「よおたの願いによって生き返ったオクトは本当にオクトちゃんなのか」という問題がある。今回の描写からすると「強くてかわいい最強のオクトちゃん」として、変身しているような。
そうだとしたら、オクトちゃん自身の意識ってどうなるんだろう。もしかしたら、今のオクトちゃんは「よおたの願い」にあるオクトをエミュレートしただけの、中身のない存在なのかもしれない。そうなると今後の展開が苦しいものとなりそうで、ちょっとワクワクしてきたなあ。
このニンジンのセリフは、明らかにニンジンから発されるものではない。いわば「ニンジン」の模倣。願い主の想像をそっくりそのまま具現化した「都合のいい存在」。
最後の会話。自らのエゴを悔いるいちごと、いちごを優しく許容するニンジン。一見すると感動的な別れを演出しているが、「ニンジン=都合のいい存在」とするならば、いちごの深層心理より発せられた「都合のいい」自己弁護の様子となり、非常にグロテスクな絵面となっている。ただ、最後のやりとりが、いちごにとって優しいものでよかったとは184も思うよ。
最後の授業。流れ星のことも、ニンジンのことも、お前らのことも忘れる前に。星と願いを交わした者=「星交者」のうちひとりだけがこの星に◯を穿ち、夢幻へと至る王となる。これが星交O者。ルール説明をするのは異形。「我々」とあり、よおたらと同じく「星交者」の一人であろう。なぜこのルールを知っているのか。もしかしたら、彼が願い星たちを地球に引き寄せたのかもしれない。また、星交O者への条件も注目すべき。地球に穴を穿つ。規模にもよるが、地球の寿命を刈り取る行為かもしれない。そうならば、「大事なもの」と「地球」を天秤にかける「セカイ系」の文脈が活きてくる。
わたしの夢を壊した人よ。行き着くところまで行き着いて、「地獄に落ちろ」。祝福であり、呪いである。戦友であり、「先生」であり、ニンジンを奪った「敵」であったお前らへ、もう平穏へと戻らせない。そういう枷。
対するよおた。「必ず」。彼はいちごの呪いをどこまで受け止めて誓ったのか?それは当人にのみ了承せらる。こうして、彼らの最後の盟約はここに締結したのである。いざ次週(今日)。
前回の感想
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また来週。
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『星交O者』第12話「賭けてよ、命」の感想
第12話「賭けてよ、命」
感想
地面から出た手が爆弾少女を掴む。
というのも前話の花火アタックは、よおたの温情でアルバイトくんを巻き込まないために手加減。そこでプランB。花火をブラフに、ニンジンの穴掘り→人間2人が追い詰める。あとは流れ星を壊すだけ。
よおた逡巡。流れ星を壊すことは、その人の夢を殺すこと。流れ星に願いが届くほどの、強い願い。そんな願いを殺すことは、人を殺すにも等しい。その事を知ってしまった今、自らの手で願いを殺せるほど、よおたは残酷になれなかった。
一瞬の隙に爆弾少女は逃走。同盟にとっては貴重な思い出を一つずつ使って、何の成果も得ることができなかった。これにはいちごさんもカンカン。他人の夢を殺さなければ自分の願いは成就しない。それは好戦的だろうが友好的だろうが一緒。「願い」のサバイバルに慈悲は禁物。今回逃した少女は、また彼らの願いを殺しにくるだろう。覚悟を決めねば、生き残れない。今回の失望は、よおたの資質すら疑われる結果に。
帰宅。悩むよおた。今までの思い出と言葉を反芻し、自らのスタンスを定める。いわば武器調達。よおたはかなり思い詰めやすい性格をしていそうなので、闇堕ちしない程度に頑張っていただきたい。思い出の数はたくさんあるはずなので、バーサーカーモードもなくはない。
次回、覚悟の決まったよおたが見られるのか。期待。
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『星交O者』第11話「出してよ、必殺技」の感想
第11話「出してよ、必殺技」
感想
扉絵。大事故の絵面。振りかぶったね。
必殺技は「思い出」。強い思いを受けて願いエネルギーが変質することが、必殺技。昨日のハンマーはオクトちゃんとの初の思い出。そりゃあれだけのエネルギーがあったのだろう。反動は体が動かなくなる&同じ思い出は二度と使えないことらしい。
前提として、この説明は「蘇り系」の願いを叶えかけた者たちが対象。基本的には、「その願いがムゲンの民の目に留まるほど強い願いに成り得た」その背景を思い出すのかな。そして、体が動かなくなるという反動も個人によっては違いそう。
思い出せ!映し出されるはふたりの思い出。超友だからってこんなにベタベタしてて良いのであろうか。選んだ思い出は夏祭り。超友エピソードのほとんどがオクトちゃんのマッチポンプのような気もするが、ふたりにとって特別な思い出であることには変わりない。ただ、最強かどうかは……どうだろう?相手に合わせて火薬系の攻撃。
対峙するボマー。「この惑星をぶっ壊すこと」。一体何の恨みが。足の指一本分の爆撃とポエムはかっこいい。前から考えてたのかなあ。
ヒキはヌぽっと突き出た右手。誰の手だろう。新キャラかオクトちゃんか。怪獣を倒して復活したのは左手だったので、もしかしたら新しい思い出によってまた身体を取り戻したのかも。
前回の感想
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『星交O者』第10話「走って、ニンジン」の感想
『星交O者』第10話「潰してよ、怪獣」の感想
第10話「走って、ニンジン」
感想
のっけから激しく火花が散る。爆発女とオクトちゃんが激突。奇襲にものともせず、「んがっ」と対応。お顔がかなり乗り気で、オクトちゃんにもバーサーカー適性はあるようだ。
なんか強い。一つ目のチカラ。不完全こそが大きな力になる。確かに、オクトちゃんもニンジンも、完全に願いが叶っていたなら生身のヒトとネコ。とてもじゃないが戦えない。願いが中途半端に叶ったからこそ、「叶わなかった」部分を戦闘用に応用できるのだ。てか、ニンジンってトロトロなんだ。
とりあえず戦略的撤退。オクトちゃんの慢心。中学生とその飼い猫のほうがしっかりしてるパーティってどうよ。
爆発。威力が段違い。一般人への被害なんて全く考えていない規模。そのまま配達バイクをジャック。アルバイトが不憫。特殊勤務手当は出るのかなあ。
髪の毛を抜いて……爆発。超異常というか、テロリストじゃあないか。こんな規模の爆発は未曾有。その能力は自爆。何を願ったんだろう。自傷行為とかと関係あるのかな。
二つ目の戦い方。願いのエネルギーを活用した、もう一つの戦法。このままじゃジリ貧。だからこそ即実践。
次週、反撃開始。
前回の感想
次回の感想
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『星交O者』第9話「教えてください、いちご先生」の感想
第9話「教えてください、いちご先生」
感想
タイトル。先週の借りもあわせて、同盟とはいえ早速頭の位置に差が出てきてしまった。いちごの戦い方講座。流れ星は作戦会議に興味なし。よって地球人だけで方針を立てねば。
戦い方は柔軟に。要するに、使えそうな思い出を応用して非現実的なパワーを発揮するのだろう。まず一つ目は……。公園にはこどもがたくさん。なんとも気の抜けた作戦会議である。
あやしいボールとあやしいこども。ニンジンがでっかいまんまだった。バレたか?いや、一般人には超異常は感知できない。単純にサッカーに誘ってくれたっぽい。高校生に物怖じしない姿勢は童心か。
おねーちゃん。目がこわい。親指に黒い球体。ボールには血文字。球体を押すとボールが爆発。何の願いなのかさっぱりわからん!ボマーかもしれない。結構若そうなのにムゲンの民が叶えたがるほどの危険思想を持っていたのかも。一旦逃げる。基本的に奇襲ばっかり。
「逃がすわけないですの」「馬鹿ガキ」。丁寧なのか乱暴なのかわからない。そのまま踏み込んで跳躍。豪炎寺修也のファイアトルネード並みの回転。なんでこうも武闘派が多いのか。よりによって日本に集中してるのも不思議である。「超異常は超異常にひかれあう」ってやつなのかもしれない。オクトちゃんの迎撃。さあ、バトルの始まりだ。
前回の感想
次回の感想
星交O者カテゴリー一覧
『星交O者』第8話「服を着てよ、オクトちゃん」の感想
第8話「服を着てよ、オクトちゃん」
感想
先週のヒキ通りショッピング回。裸だとハチャメチャにH。そうかなあ。フォントが楽しい。勝手に墓穴を掘って中学生に負ける引きこもり。どうすればよかったのか。
願いを叶えた人にバレる。これは盲点。確かに、カムフラージュしなければ一方的に見つかってしまうかも。☆の冠も異常ファッションだし。
ニンジンさん。でかい。こりゃバレる。そこで願いエネルギー。お散歩の思い出を形にすれば、コンパクトなリュック型に。あら便利。じゃあよおたの言う通り、なんでさっき(前々回のアレ)は失敗したのか。なんでだろうなあ。
見開きファッションショー。どう考えても動きずらそうだし、画すべき足回りが隠れていないのが趣味優先って感じ。できるならもうちょい大きく見たかった。
NEWオクト。巡り巡って結構奇抜になったような。不思議な帽子だ。いつも通りすっごいかわいい。超友同士、何を照れることがあろうか。ふしぎだねえ。
手荷物全紛失。咄嗟の事で荷物を確認している暇もなかったと。こうして、徹頭徹尾いいところのないよおたくんが完成してしまいましたとさ。次回に続く。
前回の感想
次回の感想
また来週。
星交O者カテゴリー一覧
『星交O者』第7話「教えてよ、いちごちゃん」の感想
第7話「教えてよ、いちごちゃん」
感想
”もどる“。ムゲンの民に願いを叶えられた者たちは、おそらく願いエネルギーによって一時的に体を変形させて戦うことができるのだろう。それが戻ると。かなりピンチ。オクトちゃんも戻る。何が?体調が。
あれっ。そういえば、前話でオクトちゃんは変形を試みたが変化なし。なのに「来た」のはどうしてだ?単純に他の要因だったのか、それとも本当はどこかの部分が変形していたのか。よくわからないね。少なくともネコちゃん(ニンジン)は変形させた右手(右前足)が戻っているので、ますますよくわからないなあ。恥~~
同盟についての保護者会談。ニンジンは強い。デカいしな。一方オクトちゃんは変形の仕方がわからず不安定。たしかに損得は釣り合わないかも。それでも、願ったことが同じならば。
同盟の本質は「願い事を亡くさない」ため。流れ星が壊れたら、かなった願いは元通り。それだけじゃなく、願った対象への思い(それもムゲンの民がビビッとくるほどの強い感情)すら失ってしまうという。これは恐ろしい。
健脚老人。前話でニンジンの爪が眼の☆に食い込み、その際に破壊されたのだろう。彼はもう野望を忘れてしまったのだろうか。武に自らを捧げてきた老人にとって、この末路は暗い。
そう。ムゲンの民が多発したことは、完全な願いがひとつ叶う代わりに「不完全ながら願いが複数叶っている」状況である。特に「○○を生き返らせて」の願いに関しては、身体はともかく、願い主の要望はだいたいかなったようなもの。オクトちゃんもごきげんだし。わざわざ両者が潰し合う理由はひとつもないのだ。今のところは。
ということで同盟成立。めでたい。ただ、条件。オクトちゃんに服を着せろ!これは由々しき問題。184も気にしてたよ。
オクトちゃんの姿も不自然には映っていないようで(いちおう裸なんだけど服着ないのか?)
これは由々しき問題。でしょ?あと、現実の季節柄寒いのでね、四の五の言わずに服着ろ!
ドレスもいいけど、戦うときに毎回破れちゃいそうだなあ。まあ、それもまた一興。
次回、ショッピング回か。
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週刊少年ジャンプ(2025年12号)の感想【載ってる漫画全部面白い】
今週、文字通り端から端まで面白かった。暗黒期だの再建期だの巷では騒がれてますけんども、今の連載陣はみんな脂が乗っていておいしい。すなわち旬。お買いどき。おひとついかが。
- 『ウィッチウォッチ』篠原健太
- 『Bの星線』林守大
- 『悪祓士のキヨシくん』 臼井彰一
- 『僕とロボコ』宮崎周平
- 『魔男のイチ』原作:西修 作画:宇佐崎しろ
- 『エンバーズ』原作:車裂圭 作画:西井聡太郎
- 『逃げ上手の若君』松井優征
- 『あかね噺』原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将
- 『ひまてん!』 小野玄暉
- 『鵺の陰陽師』川江康太
- 『願いのアストロ』和久井健
- 『ルリドラゴン』眞藤雅興
- 先週の感想
- 次週の感想
『ウィッチウォッチ』篠原健太
巻頭カラー。狙いすまして良い話を持ってくるところを見ると、まだまだ戦える。
『Bの星線』林守大
こちらで。非常に良質な読切。
『悪祓士のキヨシくん』 臼井彰一
絵が好き。読んでるだけでジャンプ内に個性が出るいい塩梅。ワンピースのいい所を良く取り入れている(前も言ったなこれ)。ネハン君とジャックジョーも、どう戦うのかと思ったらそうきましたか。秀逸。
『僕とロボコ』宮崎周平
くだらなくておもしろい。ちょうどロボコに求めるスタンス。小学校の雑誌からジャンプ連載者が出てるの笑う。
『魔男のイチ』原作:西修 作画:宇佐崎しろ
看板目指してくれるようで、184はうれしいよ。シリアスを絵で魅せて、ギャグは誇張しすぎない。宇佐崎先生の絵は「静」に強いな。ともかく、師弟関係を真剣に書ききってくれたことで今後の縦軸が俄然気になってきた。毎度ヒキも強い。男だ!
『エンバーズ』原作:車裂圭 作画:西井聡太郎
こちらで。
『逃げ上手の若君』松井優征
天下の趨勢を争う兄弟・血族の因縁と、天下を贄に愛を選ぶ時行の対比。数週淡々と進めてきたおかげで対照的な感が際立つ。
ときゆきは もう にげられない!
そんなことより。
来週は~?袋とじ!袋とじ!「逃げ若SAGA」だああああああああああああああああ(アプリだと年齢制限がかかるからWEB版かなあ~???)
(ありそうなのは時行側も時間が一気に飛んで子どもがある程度大きくなった状態から始まる通称「夜桜」現象だが果たして。)(「夜桜」現象は今週と来週の間にあったであろうアレのことを指す人もいるが、未だ定説を見ない。)
『あかね噺』原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将
もう「領域展開だ!」とかキャッキャしてた時代が懐かしい。念能力じゃん。酸素濃度を低下させる妖怪じゃん。とはいえ、フランスで修行した結果、あの伝統的な日本の夏を表現できるようになったのは結構おもしろい。これが相対化か。
『ひまてん!』 小野玄暉
作画がちょっと変わった。具体的には目をより大きく、鼻の情報量を多く。「目は口ほどに」なんとやらとも言うが、漫画はまず絵から見て、台詞に移るのは万人共通だろう。ならば、漫画において表情を伝えるパーツが大きくなるということは、よりキャラクターの心情が我々読者に伝わるようになったということ。感情の駆け引きを楽しむラブコメものならば大事な要素だろう。心強い。ただ、「天下を捨てればヒロイン三人くらいは難なく総取りできる」ことを忘れてはならない。
あう!
『鵺の陰陽師』川江康太
狂骨ママのキャラクター、好き。川江先生の「元気」「お転婆」表現が毎回そっくりなので天丼的な面白さも含みつつ、代葉の過去は笑っていられない。
藤乃家、そりゃちょっと万死に値しねえか……?
『願いのアストロ』和久井健
内容云々よりも、バトルシーンの勢いに価値がある。見開きのパワーは、巻末付近に置いておくのがもったいないくらい。ガノンドロフみたいな漫画。スマブラの。
『ルリドラゴン』眞藤雅興
ま、またギスギスしてる……。
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一週ぶん飛びました。はい。
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『星交O者』第6話「負けたくね~のよ全人類」の感想
第6話「負けたくね~のよ全人類」
感想
開幕。アオリの「が」が目につく。
健脚老人。道……というか壁を伝って大量殺人。まだまだ身体はお元気そうで。
老人の若い頃。負けず嫌い。4頁5コマ目の作画に一ノへ成分を感じる。184はそんなに負けず嫌いって性格でもないのですが、こういう性格は武道によって培われるのか、或いはそういう性格の人が武道に興味を持つのか、どっちなんだろう。まあ、少なくとも勝負の場に身を置く機会の多寡で性格も変わるってのはありそうな気がする。
そんなこんなで老人は戦い続けてきた人生のようで。道場破りでは床があちこち抜けている。ムゲンの民が落ちてきたにしてはやたらたくさん空いているので、老人の実力かもしれない。老練。ただ、なんならこけた体つきをしているので、「達人」タイプというか、「仙人」タイプなのかも。ほら、渋川剛気とかのアレだよ、アレ。
ムゲンの民への願いは「世界最強」。ムゲンの民、そういうの、だーいすき!獲得した力は「相手の弱点を見抜く眼」。「世界最強」を望んだにしては、正直……。でも老人には地力があった。人を殺めるのにも抵抗は無さそうだし、徒手空拳ならばかなり手ごわい相手かもしれない。
逃げてばっかりじゃあ埒が明かない。さあ!今こそ!超友パワーで!最強だあああああああ!咄嗟に出た本音(告白?)を忠実に再現したよおたに乾杯。
ぷす~。この距離は誰がどう見ても捕食距離。ステインでオクトちゃんのお顔も真っ赤っかだろうなあ(BDBネタ)。いただきま~す。
刹那。にゃんパンチ。いやん。爪が食い込んで非常に痛そう。老人KO。右側が見えないらしい。やっぱり「世界最強」にしては弱い。この願い、欠陥品だよ!そりゃそうか。
デカい猫(予測変換で(=^・・^=)がいちばん最初に出てきたけど、こんなの入力した覚えがない)。爪がパンクなタヌキ系。なんか吐き出しましたけんども。コメントみる限り、ネコはよくやるらしい。よく家で飼う気になるなあ。
吐いた中からボワっと登場した女の子。手には鎖。ネコの口の中とムゲンの民に繋がっていた鎖である。やっと友好的な超異常が見つかった。
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