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漫画の感想。

『ツーオンアイス』一話の感想

逸茂エルク先生による、「新時代フィギュアスケート物語」とのこと。
全体としては、同期と比べて落ち着いた立ち上がりだなと。一話の中で導入に必要な説明が一通り出揃った形。演出は一話で出来る限りのことをして劇的に仕上げていて、新連載組の中では一話の完成度は一番高かったのでは。そんなに話進んでないのにテンポ良く感じられたのはそのためか。一方、バトル展開にはならないところに「フィギュアスケート物語」の妙がある。ペアものだからかもしれないが。ただ、『アオのハコ』するのは壁が高いので塩加減をどう調整するか。今のところスポーツ多めなのは明らかで、そのままで差別化できそう。とりあえずアオハコするな。
一方気になったのは画力。不安定。特に子供時代。連載を経て上手くなって欲しい。美しさが表現の要であるフィギュアスケートもので絵が足を引っ張ってはならないと思う。
総じて堅実、いや着実な一話。ここからどの方向に駒を進めるもエルク先生次第ということで、来週も注目です。続きが気になる。この新連載組、だいぶ期待度高め。

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