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漫画の感想。

『対世界用魔法少女つばめ』5話の感想

第五話♡大罪の思念IRA

思念を殺せないつばめ。思念が人型になるだけで「殺人」がちらつく。泪はともかく、つばめは軽いノリで魔法少女になった訳で、躊躇うのも当然。こういうお話で冷徹なソルジャーになれないで隙を作ってしまうのは結構よくある(気がする)し、力の権限をただの女子高生にに委ねている時点でまず起こりうる問題。話は少し変わるが、「魔法少女」である必要性って描写されてたっけ。184の知ってる「魔法少女もの」には少女(少年)が戦わなければならない理由が描写されてたので、それ故に生じる「甘さ」に説得力があった。誰でもいいなら屈強な戦士に魔法少女になってもらえばいいもんね(?)。
甘い、藍能…ここで倒さないのはさすがに迂闊だろ、と言いたくなる気持ちを抑えてページを捲る。
大罪の思念IRA。「横浜中華街」「原宿」と、今までの作中の地名とは異なる名称を用いる。音が同じなのでここのやりとりは漫画ならでは。一番ある可能性としては異世界系。そんなに昔の人には思えないし。人間嫌いに判明してからは、タバコをくわえて掲げし剣には怖い顔の竜が映る、といきなりモードチェンジ。そのまま「ぢゃくっ♡」。このとき、剣を持たずに謎のパワーで操作。つばめの「バラッ」に注目。人形のような(『HUNTER×HUNTER』のキメラアントのような)関節らしき部位。おそらく、変身した瞬間に肉体が変化して、「対思念用」人造人間になり、どれだけ傷ついても変身解除すれば元通りになる仕様か。そうじゃないとキツい。二撃目を回避したつばめは「腕ふっ飛んだどうしようビーム」でまず両足首を切断。間髪入れず腹部を消し飛ばし、胸部から上を破壊して任務遂行。ここらへん、なかなかえぐいことしてるな。脳みそが飛び散っちゃった。戦闘能力がたっかい。女子高生離れの戦闘力は魔法少女の能力なのか。素か。
そしてIRAの正体は愛能緋薔薇(本人談)。藍能も愛能なのね。そしてまどから覗くは一話の冒頭カラーに出てたピンクの魔法少女。ちょっと話題(?)になったやつだ。過去編突入っぽいヒキだが、今の顛末、がっつり観衆に見られてたけどどうするのかな、藍能くん。←も含めて次回に期待。大罪の思念の正体がわかるのか?

前話の感想↓

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次回の感想

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