第11話♡プレゼント2
精神攻撃が物理攻撃に。確かに、魔法少女同士の戦いは全部物理。「くるう」効果はなくなっちゃう感じか。大罪の思念も魔法少女っぽいので同士打ちの可能性は十分ありうる。
「どっかん♡」かった。逆にふっとんじゃった。頑丈なのか。すかさずつばめがとどめ。
遺言。守ってもらいたいのは同じ。自分が何もしないでそれに気づいてしまったことへの罪悪感と、そこから出た無意識の行動にショックを受ける。なんだって精神攻撃できるじゃないか。
嫉妬は黄色。どこからか指輪を投げる心心。「ありがとう燕」「ごめんね泪」。心心は大罪の思念が消えることを望んでいるのか?2000年もの間晴れなかった大罪に引導を渡すのがつばめたる理由とは。謎は未だ晴れぬ。
次の大罪はACEDIA。上の文字はつぶれて読めなかったが、「怠惰」か。
人がたくさん死んじゃった。一人の魔法少女が護るには「♡本」はあまりに広すぎる。それでも、やるだけやった。空も少し晴れた。勝利だが、少し歯切れの悪い終わり方。魔法少女の使命の重みが着実に2人にのしかかってくる。