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漫画の感想。

『対世界用魔法少女つばめ』6話の感想

6話♡プレゼント

暗示的カラー。つばめと1話のあの子の左手。
「対世界大戦用魔法少女」。物騒。戦闘機のいくつかを撃退してるのでやはり戦闘能力は高い。推論。魔法少女はこの世界においてファンタジーのものじゃなかった可能性。現実の職業として周知されていたと。そうなると、1話のつばめの進路調査票も突拍子の無いものじゃないのかもしれない。まだ空の青い世界と思念まみれの世界の関係がわからないのでなんとも言えない。
最近のジャンプのモブ描写について。マポロ先生は前作からモブは物語の蚊帳の外というか、所謂ミーハー的に描く(『サカモト』とまではいかないが)。常人離れした要素を持つ(外見、能力ともども)キャラクターたちを一般人の視点から評価する演出であり、4on4では顕著だった。今作もその論理は残されている(むしろ前作よりも距離が近いくらいだ)が、今話で増長しちゃった。
素で1話の思念波を受けた人たちくらい怒っているが、まずありがとうだよね。と思って辺りを見回すと、家がぺちゃんこ。黒いモノはヒトにも見える。←こわい。
そもそも戦闘機の本土爆撃を魔法少女ひとりに対応させている時点で無理がたくさんなのだが、なまじロボットじゃないからクレーム対応までこなさなきゃいけないという。描写からすると魔法少女は藍能/愛脳の技術で作られて、それを国防に使ってるんだろうか。そんなに考えてないか。
こんなことを毎日強いられた女子高生、キレる。魔法少女になった経緯がわからないのでなんとも言えないが、「反転」するのも当然。目のハートは割れ、思念を生み出しちゃう。よくみると泣いてる?
ページを(電子的に)捲ると、首が飛ぶ。ほうきでスパッと。1話の(今話の表紙の)あの子の手。スマホで閲覧しているので、演出効果が高い。カメラの位置を固定させて、劇的な動作を強調させている。身も蓋もない言い方をすれば「差分」的だが、184は大好き。
↑ここまで回想。そうか、空が青いのがこの世界だと不思議なのか。てっきり普通の漫画と勘違いしていた。読者は神視点なので、「あの状況を作り出しているやつら」を怒るべきと言いたいが、被害者に向けてそんなこと言えない。前話でちょっと言及したが、一連の顛末を見てたであろうモブたちは?ちょっと気になる。
あの子=心心。だろうね。「罪を憎んで人を憎まず」。「私の思念」ということは、大罪の思念は、心心のかつての同僚たちが反転しちゃったのが心心によって思念化したもので、それらが思念を生み出してるということか。推論を基礎に推論を重ねるが、そうなると心心の周りに魔法少女がたくさんいることになり、「魔法少女魔法少女とひかれあう」わけじゃないならこれは謎である。
次がわからない。「緋薔薇の怒りを」「思念を殺すのにぜひ使って」「そーれっ♡」でタバコ投げ。様子見で。タバコに何らかの仕掛けがあるのだろう。
腕、くっつけたんだ。やはり変身中は人造人間化するのか。何号かなあ
魔法少女で一週間寝てた(クラピカみたいに寿命縮んだりしてない?)。なんつって。赤色の♡が消滅し、青空が。この青はデジタル媒体にしかできない素晴らしい表現である。だって紙だったらもったいないもん。七色のままの空のカラーも見たかった気がしないでもない。まあいっか。
↑今気づいたが1話のあの子のカラーと題名の見開き、背景が青空できれいだね。
おわり。

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