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漫画の感想。

『対世界用魔法少女つばめ』16話の感想

第16話♡荒療治

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思念を討伐しつつ泪を問い詰めるつばめ。IRAの剣だと口からビーム出さなくても攻撃できるので、話ながら戦えて便利。

自分が一番大事なトコが好き。

つばめは家族を亡くしている(1話参照)。泪の振る舞いは、いつも周りに「守ってくれる人」がいるという前提にあって、自分とは異なる境遇のもとで育ったことを示している。だから、自分とは違う存在、つまり「高級で大切なお宝」のように思えて好き(行為自体、いわば悲劇性の自己演出≒自己憐憫でもあるので「美しく」みえる)。なのかな。

だからこそ、「守ってくれる人」だった応哉を大事にしなかったのは、気に食わない。ということか。魔法少女としての資質はともかく、振る舞い自体の良い悪いではなく、好き嫌い(気に食わない)で判断しているのがつばめらしい。ややもすれば自己中心的になりそうではあるが、この物差しはジャンプっぽいし(+だが)、物語を回す主人公としてきっぱりしていて良い。

守ってもらおうとした時に思念が出た。思念が出るのは、その名が冠する心理状態になった時ではなく、その心理状態を拒否した時なのか。怠惰の思念は、怠惰な人(魔法少女)ではなく、怠惰であることを嫌がる人から出現する。

突然の新キャラ。数話前にちょろっと出た人とは別の人なのかな。研究所の人らしい。ついに足が着いてしまった。

応哉とつばめを引き換えに、大罪の思念討伐を命じられた泪。試されている。「逃げたくないし守られたくもない」ならば、その通りに実行しろと。なかなかハードだけど、泪の魔法(トマホーク)の威力に問題があったわけじゃ無かったはずなので、やれんのか。泪。どうする。

 

ちょっと時間かかってしまった。日々精進。

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