184

漫画の感想。

週刊少年ジャンプ(2024年1号)の感想

『あかね噺』原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将

あかねはゾオン系だったか。主人公の器だね(元ネタ的に)。

『呪術廻戦』芥見下々

細かいとこだが養老律令って平安だっけ?750年ちょいだから平城京奈良時代だと思う。細かいね。養老律令は前法の大宝律令と大体同じで、大宝律令は元にした唐の律令の面影を宿してる。大宝律令はほぼ残っていないので推測だが。養老令はともかく律(刑法)は現代にそこまで残ってないが、確かに時効は聞いたことないなあ。脱線終わり。宿儺は弁も立ちそうだからなあ。日車頑張れ4なないで。

『鵺の陰陽師』川江康太

やられモーションはしっかり見せる。どっかの桜井もおんなじようなこと言ってたな。相変わらず変なテンポ。デフォルメがとても上手い。のどぐろミューティレーションも細かい。隅々まで読ませつつ話を着実に進める手法に感服。距離感近いって!

『カグラバチ』外薗健

組織周りはしっくりこないが、最後3ページの映像的な演出はゾワっときた。金魚が異質で不気味なのが良い。トーンをほぼ使わない作画上の工夫が、シンプルで強い絵作りに繋がっている。エグい流血欠損路線に舵を切ったのは個人的に好き。双城の番頭とのやり取りも好き。

『逃げ上手の若君』松井優征

この頃の東北はいわゆる「蝦夷」の流れを汲む人たちも大勢いたと思う(あんまり詳しくないので違ってたらすいません)。現代の感覚で言えば外国人。なのに天皇・皇室に対しては疑うことなく尊ぶ。この感覚がすごく面白い。日本ではどんだけ革命やらクーデターやらが起きても天皇だけは権威性を失わない。日本の特異。
建武の新政も理想先行だったイメージはあるが、実情はともかく、手が足りなかったのは確かなので地方政治はちぐはぐになっていてもおかしくない。後醍醐天皇(御簾の人)だからなあ。勉強不足で三鈷杵の肖像のカリスマというステレオタイプのイメージしかないが、天皇の中では一番好き。
ヒキがしっとりしていて、風情を感じる。詳しく知らない局面に入ってきたのでここからは184にとって「史実」ではなく「戦記物」。

『暗号学園のいろは』原作:西尾維新 作画:岩崎優次

よい

『魔々勇々』林快彦

物語の中にいくつもの世界があってそこでの回想が入るからちょっと複雑。でも最近の展開面白い。主人公が真っ直ぐになってきた。

今週面白い話が多かった。満足(ついでに感想もいい感じに書けて満足)。出先なので順番は帰ってから変更します。