184

漫画の感想。

週刊少年ジャンプ(2024年16号)の感想

『あかね噺』原作:末永裕樹 作画:馬上鷹将 

今週は作画で魅せてくれた。大看板の気迫よ。会場の見開き、ベタのコントラストが空気の重さを感じさせる。こんなに会場黒かったっけと思い、直前の会場のコマを見てみると、あかねの空気だから「わっ」とみんな手を挙げて画面を白くしている。何気ない背景から、演出は始まっている。

よくよく見るとここ、ちょっと不自然だし。落語家が出てきて、拍手はすれども手は上げんだろ。てことで明らかに計算された演出だろう。

『ウィッチウォッチ』篠原健太

デジタル作画の特性を最大限に活かした回。これで一話作れちゃうのがすごい。引き出し多いなあ。

『Dear Anemone』松井琳

当初の見立て通り、絵が落ち着いてきた。線が減って読みやすく、それでいて緻密さは失わないという優れたバランス。話はちょっとわかりずらかったが。

『魔々勇々』林快彦

エンドの演出!!!ファンタジーらしさを利用したゲーム的演出。クライマックスになって、物語が初期の筋に戻ることで、演出もかつての輝きを取り戻している。

『ツーオンアイス』逸茂エルク

素晴らしい。大爆笑。とりあえず、曲を貼っておきます。

youtu.be

原曲自体は184もよく知らないので、検索そのまんまで。

話が最高。自分の魅力と、なんか寄ってきたどうでもいい女を使って、綺更を振り向かせようとしている。回りくどい上に、やってることは外道も外道と、尋常じゃない発想ですが、たっくんだしなあ…。思いっきり最低で最高。

ゴミを見るような目も最高。さりげなく、絵がとても洗練されているのが見開き舞踏会からもわかる。

〆は綺更をねっっっとり見つめるたっくん。最高。ジャンプのアイドルは君だよ、ユキさま。たまらん。

 

ワンピも以津真天とかサンドワームとか出てきて面白かったが、詳しくは詳しい人に譲っておきます。

先週の感想

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次週の感想

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