184

漫画の感想。

週刊少年ジャンプ(2023年40号)の感想

ONE PIECE

黄猿躍動。からのルッチの裏切り。ルッチの小物感がこの編で急激に増した気がする。あっさりルフィ対海軍大将ということで、ルフィは二年前と比べて格段に成長しているが果たして。黄猿はちゃんと強そうだし、良い勝負しそう。ただ、そんなに週は割かなそう。

「僕とロボ子」

大長編ドラえもんを三倍希釈したようなお話と結末。ここまでして感動〆にしたいのかなあ。

「夜桜さんちの大作戦」

カラーがすてき。

「鵺の陰陽師

ドロドロとした心情の開示と、突き抜けた真っすぐさを持つ主人公。モノローグの節目からかすかに感じる「PPPPPP」の吐息に、思わずニヤニヤしてしまった。身も蓋もない言い方(あるいは、短絡的なまとめ方)をすれば「他人の芝生は青い」ってやつだが、無口で感情を表に出さない彼女がここまで吐露したことに意味がある。

何も持っていないが故に、自分の持たない全て(≒自由)を持っている学郎に嫉妬し、鵺を奪おうとする代葉に対し、彼女の足りない(足りないと思っている)もの全部を探し、彼女の使命をも引き受けると宣言した学郎の対比。最後は彼女の影を「奪って」勝つ。戦闘描写・アイデア・一枚絵はどれも今作品の最高地点を更新している。見比べてないけど画力も一話のアレと比べたら成長してるんじゃないか。学郎の卍解がこのタイミングじゃなかったのは予想外し。

素晴らしい漫画。ずっとこのままでいてくれ。

「一ノ瀬家の大罪」

疑似家族の崩壊。らしい。この前一ノ瀬家も崩壊してたし結局夢の話はどうなっているのかよくわからないし問題が何一つ解決されずに今後回収予定の訳あり家族構成員が増える一方。お話についていけなくなって早〇週(ちゃんと追えばわかる?いささか厳しい)。もはやここから綺麗に畳めるかが気になってしまうほどのタスクの多さは作品のプロットが崩壊しているのでは、とも思っちゃうくらい。この状況(作品を俯瞰して)が全部ひっくるめて「救いのない地獄」を作り出すことが大得意なタイザン先生の手のひらの上だったら降参です。代わりに184が地獄に行きます。4後。

「ドリトライ」

しょっぱなリングぶっ壊れててわろた。そしてタイトル回収。もうちょい頑張って欲しかった。3話くらいまではアンケートも一位で入れてたのに。

 

最終回&新連載は別の機会に(もう眠いのと明日早いので勘弁)。読みながら80分で1,000字ちょうどくらいか。もうちょい書けるな。もうこんなに書くことはない。