第12話「賭けてよ、命」
感想
地面から出た手が爆弾少女を掴む。
というのも前話の花火アタックは、よおたの温情でアルバイトくんを巻き込まないために手加減。そこでプランB。花火をブラフに、ニンジンの穴掘り→人間2人が追い詰める。あとは流れ星を壊すだけ。
よおた逡巡。流れ星を壊すことは、その人の夢を殺すこと。流れ星に願いが届くほどの、強い願い。そんな願いを殺すことは、人を殺すにも等しい。その事を知ってしまった今、自らの手で願いを殺せるほど、よおたは残酷になれなかった。
一瞬の隙に爆弾少女は逃走。同盟にとっては貴重な思い出を一つずつ使って、何の成果も得ることができなかった。これにはいちごさんもカンカン。他人の夢を殺さなければ自分の願いは成就しない。それは好戦的だろうが友好的だろうが一緒。「願い」のサバイバルに慈悲は禁物。今回逃した少女は、また彼らの願いを殺しにくるだろう。覚悟を決めねば、生き残れない。今回の失望は、よおたの資質すら疑われる結果に。
帰宅。悩むよおた。今までの思い出と言葉を反芻し、自らのスタンスを定める。いわば武器調達。よおたはかなり思い詰めやすい性格をしていそうなので、闇堕ちしない程度に頑張っていただきたい。思い出の数はたくさんあるはずなので、バーサーカーモードもなくはない。
次回、覚悟の決まったよおたが見られるのか。期待。
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また来週。
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