こんにちは、みなさん。
先週1/12(日)から一ノへ先生の新連載が始まりましたね。その名も『星交O者』。
めちゃくちゃ面白い。
先週から感想をどうにか描こうとしていたのですが、184の拙文と知識不足ではこの漫画を紹介できそうにないと頓挫。でも書きたい。なので、前回の感想企画だった『つばめ』の記事よりは肩の力を抜いて、思ったことや考えたことを自由に書いていこうかなあ。と。こんなの読むより『星交O者』を読もう。
特にこの記事は半ば殴り書き(全然文章がまとまらない)。184の言いたいことを感じ取ってくれ。
感想未満のなにか
本作のジャンルとしては、「シン感覚ファンタジー超友戦記!!」。らしいけども、読んだ限りでは「SF&セカイ系」のにおいを感じる。
184はSFもセカイ系も全然知らないので、オマージュ元とかセオリーとかそういう話はできない(さすがに2話最後の『メイドインアビス』はわかった)。当面は引きずられながらで、頑張ってついていくことにする。
一ノへ先生は読み切りの時点で注目してた。お気に入りは『ヨイトピア』。
独創的なクリーチャーのデザインと、圧倒的な構成力。『ヨイトピア』には救いの無さも加わる。
さて、1話・2話通して言えることは、やはり画面作りが抜群。コマ割りも良いし、ほどほどに囚われないのも好き。
そもそも、話の筋は非常にわかりやすい。屋日ようたと八四多オクトが出会う。オクトちゃんが死ぬ。→宇宙人が生き返らせる。→別の宇宙人が攻めてきた!?
というもの。話がシンプルだからこそ、装飾としての演出が輝く。
特に、吹き出しがコマに独立して跨っている部分は、同場面を別の画角から描写していることを示す符牒。秀逸。両話ともに文量はやや多いくらいだと思うが、このアイデアによって画面に躍動感が発生している。
キャラクターもめちゃくちゃ好き。「超異常」で結ばれた理想的(?)幼馴染関係は、一ノへ先生の過去の読み切りにはない新しい関係性で、「羨ましい」と「実際巻き込まれたらめちゃくちゃ面倒そう」の狭間にある絶妙な感情。関係性の魅力は十分にわかるけど、感情移入とまではいかない。だから、オクトちゃんの死に対して適度な距離感を保てて、急展開もスッと飲み込みやすい。
↑なんかぐだぐだ言ったけど……オクトちゃんが好きです。
この作品のsexualな要素について。明らかに狙っていると思われる。そもそも、タイトルに「交」、読みに「せいこう」が偶然入るわけないのだ。
オクトちゃんは一人称「俺」だし、ようたはセーラー服着てるしでジェンダー的な何かだった可能性はあるが、もっと物語にかかわる要素がある気がする。
来週でバトル展開になったときに何かしら仕掛けがある可能性も。まあここら辺も注目ですな。とりあえず今週は、オクトちゃんとようたの距離の近さにドキドキしておくとする。
というか、ムゲンの民にとって「願いを叶えること」が○○○に例えられるなら、今のオクトちゃんって「願い」を叶えたムゲンの民とよおたによって生まれたようなものじゃないか。すごいことがジャンプラで起きている気がする。
まあ、ジャンプ+は「少年」を冠していないのでエログロに関しては審査が通れば青天井。好きなだけ暴れていただきたい。
2話16頁「ムゲンの民」説明文字起こし
2話目、16頁のムゲンの民のベラベラ、気になるよね。ちょっと文字起こししてみたので参考に。
内容的にはがっつりSFなので、詳しい人の感想などを見ながらいろいろ考えていきたいなあ。
まあ、こんな感じでゆるく毎話書いていけたらな、と思っている。もうちょっと秩序をもって。もうちょっと気楽に。
次回の感想
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