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漫画の感想。週刊少年ジャンプ、新連載から完結作まで。+『対世界用魔法少女つばめ』全話完走。

『星交O者』2話16頁「ムゲンの民の説明」文字起こし

概要

2話目、16頁のムゲンの民の説明、気になるよね。演出としても意欲的で非常に良いが、こんな細かい部分読むやつ……いないだろ……。

 

ちょっと文字起こししてみたので参考に。範囲は「ベラベラ」が濃くなって判別不能になるまでGoogleレンズの力を多分に借りました。忠実に書き起こしたつもりなので誤字などがそのまま反映されていることに注意。

結論から言えば、この後よおたくんが解説してくれる説明の通りなので別に読む必要はないのだが(文字起こしする必要も?)、読みたかったけど文字が小さくて読めない人もいそうなので。

読むなり、間を補完するなり、考察するなり。引用など、好きに使って。

(なお、改行・隠れて見えない部分の省略は/、不明な文字は□、文脈から推測した部分は〔〕で補った。)

 

本文

できるエネ〔ルギー〕/〔生〕命と進化または変化によって得た機能の方向性が大きく違い、君たちが構築し把握した物理法則との話で疑念が発生するとは思うが感覚的に/うゼ★なぜなら君たち思像生命は読んで字のごとく/)を像(肉/〔代〕名詞のような存在なんだゼ★・肉を噛みちぎるために、殺傷能力を高めるために牙を発生させより機能的に変化させる・敵対する生命に脅か/〔生〕存条件のいい環境へ移動するために翼を発生さ/せせる・生/より生存を強固なものにするために社会を形成する・満ちるため拡がるために美という価値観をつくり、それに沿った形態に変化する規模や方向〔性〕/はこれとかわらないモノなんだぜ★そして(/損傷も回〔復〕/つまるところ生存という必要性から生じるあらゆる問題が排された→(つまり)単体で生存が可能な我々ムゲンの民は個体数を増やす生存戦略に頼る/た→〔(つまり)〕社会や組織を形成する必要性がなくそれに〔付〕/略」や「/いんだゼ★つまり我々は単一の「願いを叶える」という原始的な欲求に実直に従っているにすぎないんだゼ★そもそも君たちが規定する魂=(や/〔ホ〕ルモンなど肉体的なバランスまたそれを維持するための欲/成され〔る〕/〔の曖昧〕で不安定な情緒を「心」と定義づけするのならば肉体的に完成された我々が持っている思考形態は君たちの定規で測れる「心」というものは存在〔し〕/〔ん〕だゼ★〔我々に存〕在するのは「願いを叶える」という強迫的/とえるな/の願いを叶えるために設計されたAIです」とプロンプトを与えられた人工知能(もしくは機械)のほうが君にはイメージがつきやすいきがするんだゼ★こうして/るが、君たちと真の意味で理解し合うこ〔と〕/能、人が〔岩石〕/〔い〕のと同じなんだゼ★つまりは我々は「願いを叶えるに活動する装置」、装置は君の友にも恋人にも敵にもならない目的にむかって聞くだけの存在におび〔え〕/〔ム〕ゲンの民の行動原理の安全性をおおよそ/に我々が願いを叶〔える〕/〔ない〕プロセスについても説明していくゼ★〔まず第〕一に、我々ムゲンの民=(は)「願いを感じる」機能があるんだゼ★これ=(は)君たちでいうところの美醜の/〔みたいな〕□□に近いんだゼ★いうなれば「臭いを嗅ぐ」と/官が備わっているんだゼ★こ〔れ〕/しておよそ1億□程度は機能し限□□□で□□□□〔有〕無程度は認識でき、郷里が近づけば願いの熱量・方向性などを感知することができるんだゼ★我々=(は)〔この〕/〔叶〕えるべき願いを探り、到達する★そして我々の□/選する★そうだった説明を忘れていたゼ★我々にも「好み」があるんだ〔ゼ★〕地位的な〔際〕もなく思想信条もない我々ムゲンの民は同個体と言っていいほどの同一性を保持しているんだが/〔い願い」〕というう嗜好だけがすべての個体で□/つまり我々は思考生命の願いを感知しタイプとして「ビビビッと」きた/□にしているんだゼ★断っておくが、我々ムゲンの民=(は)限定的なテレパシー能力しかないんだぜ★→(故に)〔によおた〕□〔の〕思考の100%が手に取るようにわかること/君たち=(は)プライバシーという概念を重要視するから、安心を提供す/情報を/おくゼ★そして今こうして話して〔いる〕のもこの機能の応用だゼ★我々=(は)対象にある程度の距離まで接近すると表層的な思考情報を感知できるんだゼ★これ=(は)〔た〕/が発話するとき、その内容=(は)全く無からその瞬間生じる〔もの〕/〔度〕の組み立〔てが〕脳内で行われる★我々=(は)/□□〔における表出〕を感知して認識しているんだゼ★だからよおたが我々に対して「伝えたい」と表出させない限り、よおたの思/できないんだゼ★逆も然り★我々に発話器官=(は)ないが、/と〔でこの〕/〔ともいう〕べきコミュニケーショ〔ン〕/〔ている〕★対象は会話に最適化された器官が備わっていなくても、脳派や電気信号の形式で理解させることができる★ちなみ〔に〕/=(は)ワタシという一個体が「よおたにとって最も適し、/故のも/□し情報量/□□願いを叶えるプロセスを整理して説明するぜ★1.願いにつられてやってくる★これ=(は)君たちが美味しそうな匂いに釣ら/に近づいていくようなものだゼ★我々もまた好みの願い/〔だゼ★我々の〕/によって願いを感じ取り 、成就させるために認識するゼ★3、我々が願いを成就させるゼ★残念ながらこの/□なロジックによってしか説明することができない★な〔る〕/□/このすべて=(には)我々も含まれるゼ★)が有する心は実際として相当な質量をもっているゼ★観測や計〔測〕/の生命がそれを無いものとしているが確かに心というも/□□〔うモノ〕/〔質〕量や熱量を有さずに物質(生命)を動かすほどのエネルギーを持つチカラ、外界からの刺激(特定個人の単一/外圧によって容易に形状を改め、その意思や形状、ベクトル/□質を変え/□〔というから〕/〔必〕ず漏れ出ることなく、君たちが定義する人格という型からおおよそはみでることのない安定性をもつ常に/その重大な不安定なままのココロが指向性を持った状態→(それが/だゼ★/□/□ージなんだゼ★君たちの願いがもし熱量・質量に換算されるならそれは超新星爆発を容易くこえるものに/実態として願い=(は)熱質量には変換されず関されず「ナイモノ」と〔な〕/〔る〕それはこ/□□〔される〕領域「(ガチガチスフィア)」だからなんだぜ★この領域(宇宙)=(は)悲しみより熱力第二法則が優先される、愛情より質/、いくら強く熱く思い願いでもそれそのものが世界を変質させることはあり〔得〕ない「総て/□□なんだゼ★我々ムゲンの民はそれらの原則を打ち消す力を持っているんだゼ★正確には「それらが適用されない宇宙を持って/んだゼ★この宇宙(ガチガチスフィア)と隣り合う薄皮一枚(しかしそれはとても巨きくて/〔ふわふわすふぃあ」〕が存在している。この宇宙では怒りによって火山が爆発し、悲しみによって雨が降り猜疑心によ/が現象になり夢幻が具現になる世界、我々ムゲンの民は宇宙と宇宙の間に/〔を持っているんだゼ★この力を使用すれば願いが持つ熱量は/〔エネルギー〕に変換され世界という/【以下略】

……このくらいで勘弁してください。

 

わかること

前半の能力の説明なんかはまあ省略するとして、

・ムゲンの民の能力は中立
・ムゲンの民は思考ではなく願いを読み取る

あたりは気になる。つまり、ムゲンの民は「願い」に反応する生命体だということ。「我々」と何度も言及されていることからも、ようた以外の生命体の願いを叶えるムゲンの民がいてもおかしくない。

あと、ムゲンの民が願いを叶える原理は、こう解釈できる。

・心および願いの熱量・質量はめちゃくちゃ大きい。

・しかし、願いは実際にはエネルギーには変換されない。宇宙(「ガチガチスフィア」)に流れてしまうから(熱力学第二法則)。
・でも、ムゲンの民はその原則を書き換えて願いがエネルギーを生み出すように作用できる(「ふわふわすふぃあ」の原則を適用?)

・願いの持つ巨大なエネルギーによって、願いは現実になる

みたいな感じか。

がっつりSFで、正直184が言及できる余地は全くない。ガチガチスフィアとかふわふわすふぃあとか、なにがなんだか。ムゲンは夢幻か。

てことで、あとは任せた。

 

『星交O者』1・2話の感想

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