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漫画の感想。週刊少年ジャンプ、新連載から完結作まで。+『対世界用魔法少女つばめ』全話完走。

『対世界用魔法少女つばめ』第37話♡SUPERBIAの研究所の感想

第37話♡SUPERBIAの研究所

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思念がなくなれば世界が平和に。でも、研究所はどうなっちゃうの。

そうなんです。研究所も、”藍能”も、全部、この大罪の思念の魔法。いままでの思念の魔法道具とはスケールが段違い。『FFX』みたいになっちゃってる(ネタバレ注意)。「傲慢」。力を持ち、知っているからこそ、IKNOWALLの態度に表れている。

IKNOW8XO819960429。末尾がよく見たら生年月日。感想執筆当時(2024年8月17日)からすると29歳。見た目が若い。そんなことより、思念を殺すと応哉も消えると知って焦る泪と応哉。泪にとっても大問題だが、応哉に至っては余命宣告もいいところ。応哉の反応、毎回なんか他人事に見えて笑っちゃう。

心心の約束か、泪の家族か。二つに一つ。1話の時点で、世界と友達との選択なら友達一択のつばめにとって、思念殺害に引っかかる世界の安寧の重みは感じてなさそう。つまり、心心か泪か。どちらを選んでも、三人がかつてのように笑える日が来ることはなさそう。

あえて言うならば、懸念する点が二つ。

その一。IKNOWALLと心心の思惑が不透明。心心はKOKOの思いと心心の感情の区別が、未だこちらには開示されてないし、IKNOWALLに関しては自分は死ぬから適当言ってる可能性がある。というか、「IKNOWALLが死ぬとどうなるか」は語られるものの「大罪の思念が全て死んだらどうなるか」は全く触れられていない。おそらく空が晴れ、思念に苦しむ世界が救われるのだろうが、前述した通り、そんなことはつばめにとって、どうでもいいのである。

その二。魔法少女について。魔法少女は藍能の技術によって作られた。つまり、つばめはともかく、死にかけたところを魔法少女に改造してもらった泪は、藍能の魔法が解けたらどうなってしまうのか。

(書いているうちに時系列がよくわからなくなってきた。そもそも魔法少女が初めて作られたのは愛脳(2000年前)の技術によるもののはず。IKNOWALLは愛脳には関わっていないということになるのか?ここら辺は単行本で読み返さないと、過去記事を読み返してもはっきりと回答できない……)

こんなところにしておこう。

無重力下でちゃぶ台返ししたかのようなおやつたちに囲まれて、無邪気で不気味な笑顔をたたえるIKNOWALL。つばめの決断は。

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