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漫画の感想。週刊少年ジャンプ、新連載から完結作まで。+『対世界用魔法少女つばめ』全話完走。

週刊少年ジャンプ(2024年35号)の感想

『カグラバチ』外薗健

後悔。躊躇い。存在したかもしれない幸せ。そんなもの、漣家当主には必要ない。雑念は槌で打ち砕き、最期まで楽座市にしがみついた。チヒロを会場に引き戻したのは、ハクリか京羅か。その執念は真打をも押さえつけて、事切れる。

戦い抜いた男の背中はうつくしい。楽座市編を締めるにふさわしい、格の高い敵だったと思う。

『悪祓士のキヨシくん』 臼井彰一

良い。懸念していたキヨシくんの「最強」への鮮やかな回答。パラディンクロスと本気を出した上位の魔王の攻撃を合わせて受け止められるのは「最強」だから。序盤ながら、魔王が次々と登場するスピード感と緊張感を両立しつつ、ストーリーが自然に進む。
扉絵が『ワンピ』っぽいなあ、と思ってたが、話にも風格が出てきてる。

『超巡!超条先輩』沼駿

呪術はパロディ素材として一級品だとつくづく思う。

『逃げ上手の若君』松井優征

今のところなんだかんだで史実準拠の『逃げ若』にとって、唯一の番狂わせ要素が「神力」。アニメでも黒曜石は出てきたばかり。尊氏に一矢報いるか。

『ルリドラゴン』眞藤雅興

異種間交配……禁断の扉に触れてしまったな。
新能力は毒。コントロールできても女子高生には全く役に立たなそう。バトル漫画になるならまだしも。ルリちゃんには試練が続く。

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