第32話♡昨日の友は、今日の敵
・名探偵
名探偵。盛の死亡宣告から小学生並みの口論まで軽くこなす。
「謎解き魔法」発動。こちらは目からビームでビリビリ。威力はそうでもなさそう。ただ、当たった瞬間嘘がわかったのか、全身『PPPPPP』でも見たことのあるトーンに。嘘を指摘された暴食はたまらず心心を吐いてしまう。やるじゃん名探偵。
まず、おじさんの魔法。①質問&目からビーム②ビームが当たった相手の嘘がわかる。ここまでは確実だと思う。その上で、暴食が心心を吐いたのはおじさんの魔法(自白)なのか、暴食本人の胃袋が耐えられなくなったのかは不明。心心はウィルスなので、あんまりおいしくなさそう。
次に、吐かれた心心の行動。つばめたちに強欲の魔法道具を渡す。強欲の大罪の思念を倒したときに魔法道具を落とさなかったのは、心心が持っていたからだった。振り返ってみると、心心についての情報は全て又聞きで、心心自体の思考は全く語られていない。ただ、心心は初期から一貫して魔法道具をつばめに渡しており、その真意が待たれる。心心とつばめ、1話以来の再会となるが、2人とも無表情なのもちょっと意味深長。
仲間割れ。「食べていい?」「いいよ」「食べました」。なんで?つばめたちはステイで再来週へ。
仲間割れの原因。キーワードは「ひとりじめ」。大罪の思念は心心を探して廃校に来ている(第27話参照)。それぞれの目的はよくわからない。が、心心を巡っての仲間割れであろう。
ちょっと俯瞰で見ると、この漫画のキャラクター(思念と魔法少女)は、「心心とどう接するか」で迷っていることが多く、そしてその答えはそれぞれのキャラクターで異なる。つばめと泪は持ち前の寛容さで衝突を回避したが、欲まみれの大罪がぶつかれば仲間割れは必至なのだろう。さて、どうなる。
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