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漫画の感想。週刊少年ジャンプ、新連載から完結作まで。+『対世界用魔法少女つばめ』全話完走。

週刊少年ジャンプ(2024年27号)の感想(さいくるびより・極東ネクロマンス・カグラバチ)

『さいくるびより』 小林おむすけ 

新キャラお披露目回。やはりテンポは遅め。というか、ここまで日常ものをやられるとこっちがちょっと焦る。分身のサイクの絵面は印象に残って面白いと思った。

『極東ネクロマンス』 那波歩才

じっとり、ねっとりしている。龍も父親もJポップ全盛期のアー写みたいになっているが、わざとやってることに疑いの余地はない。龍の写真の水泡みたいなエフェクトとか死霊がまとう黒い煙はデジタルならではの質感で、雑誌のカラーには合ってなさそうだが、やっぱりおしゃれな雰囲気になるなあ。

そして満を持して組織「饗苑」。V系バンドのアー写みたいでとてもおしゃれ。

新キャラ女子高生も登場。また一癖も二癖もありそうな…。

『カグラバチ』外薗健 

唐突ながら構成が美しい一話。「どっちが檻の中にいるのか分からない」という話の核が、冒頭から絵でも表現されているのが素敵。はじめは商品とか読んでたが、だんだんと女に感情移入していることも伝わる。

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